当神社の神楽は、400年以上の歴史があると伝えられております。 (神社に伝わる「別当系図」(べっとうけいず)にて) 演舞は例大祭の一日目に行います。また例大祭での神楽奉納の後、湯立て神事が執り行われます。 また1月14日の夜、神前で年始めの奉納演舞があります。 演目は法印神楽の舞を主としており、一部に熊野堂系の舞曲を含め、 舞型には修験の呪を多く用いております。
例大祭での神楽の奉納が終わった後に、釜で湯をぐらぐら沸かし、湯の力でお祓いをします。 使われた竹笹は、無病息災の縁起物として、参拝者が持ち帰ります。 湯立てのお湯には「名取の御湯」で名高い秋保温泉の源泉が使われます。儀式に際し旅館から丁重に運ばれ、神前に奉納されます。